てづくりおやつを作ろう

年長組のみんなで手作りおやつを作りました。


今回のメニューはパフェ。スイーツの王様です。

みんな、ワクワクが止まりません。


お料理と非認知能力


実は、みんなで作るお料理は子どもたちの非認知能力を育むのにとってもいい影響があると言われているんです。

そもそも非認知能力とは何かについては、以下の記事で紹介しています。

共感時代を生き抜くために、幼児期に育むべき非認知能力

皆さんは、お子さんとともに過ごすなかで、以下のような悩みを抱えたことはありませんか。 最近のこども園や保育園っていろいろ教育もしているけど、どういう園を選ぶのが…

みんなで作るお料理が非認知能力向上に役立つのは以下の3つの理由によります。

  • プログラミング的思考を養える
  • 自己肯定感が高まる
  • 社会性を高める

プログラミング的思考を養う


お料理を作るのには順番があります。その順番どおりに作らないとおいしくならなかったり、見栄えが悪かったり。おいしくなる順番を考えて自分で決めたり、どうしてこの順番がおいしくなるのかの理由を考える。自分なりにおいしそうに見える、自分の理想の盛り付けを考える。これってまさにプログラミング的思考と言われているものです。

小学校でプログラミング学習を必修化する目的として、「小学校段階における論理的思考力や創造性、問題解決能力等の育成」が挙げられていますが、この論理的思考力や創造性、問題解決能力の向上には非認知能力が必要不可欠なんです。

ですので、小さいうちからプログラミング的思考を養うのは子どもたちの非認知能力を育むのにとっても良く、お料理はその代表例なんです。

自己肯定感が高まる



そして、なによりも自分の力で一つの料理を完成させる。この達成感が自己肯定感を高めます。自分で考えた自分だけの料理を作るというのは、それだけ子どもの心にインパクトがあります。

社会性を高める



そのうえで、他の子はどのように作っているのかを観察する、相談する、互いに褒めあう、みんなで作る環境を楽しむ。これらはすべて、その子の社会性を高めてくれます。

お料理の力はすごい



このように、みんなで作るお料理はすごい力を秘めています。


お家でも、どんなお料理にしたいか、どのように料理するかなど、実際に作るだけでなくても、お料理のお話をしてみてはどうでしょうか。きっとみんなも猫の手を忘れていないはずです。




それでは、実際に作っていきましょう。

パフェづくり



まずは、容器の底にチョコフレークを敷き詰めます。

ひとつの大きな容器に入ったフレークをみんなで仲良く分けていきます。相談しながら、大好きな子は多めにしたり、みんな等しくわけていったり、様々みたいです。

次は、上に生クリームをかけていきます。


生クリームの上に、今度はカステラをのせて…こちらは一人6個なので、まちがえないように数えながら入れていきます。


そして…また生クリーム!段々の形になってきてパフェらしくなりました!


みんないーっぱいカステラと生クリームをのせ終えたら、次はバナナをカットしてのせていきます。

先生が包丁の切り方をレクチャーします。指を切ってしまうことがないように、ねこの手。



包丁の使い方をしっかりと学びなおしたあとは、実際に切って盛り付けていきましょう。

包丁をひさびさに持つ子も、なんども使ったことがある子も、みんな学んだことを忘れずに集中して盛り付けます。



パフェ完成!



盛り付けが終われば完成です。


さっそくみんなで食べてみました。



ごちそうさまでした。